お知らせ

楽しみ方は手に取ってくださった方々のアイデア次第。
そんな「ありそうでなかった!」というアイテムを届けたい、と、水縞では商品開発を続けてきました。

その想いで生まれた商品には、ひとつひとつに、誕生のきっかけとなったアイデアと、様々な使い方のアイデアが存在します。
手前勝手ではございますが、それぞれの商品にまつわるSTORYをお伝えすることで、より商品を楽しんでいただけるのではと、本ページを立ち上げました。

商品STORY担当のスタッフIが、定期的に公開していきます。ご覧いただければうれしく思います。

 

伝統的な“アレ”が、姿を変えて日々に溶け込む文房具に

今回ご紹介するメッセージ呉服タグは、着物の反物の値札として伝われている「呉服札」を水縞らしくアレンジしたロングセラーアイテムです。

着物を日常的に着る人はほぼいなくなった現代、反物やまして呉服札にふれる機会は少ないもの。
ですが、この和紙の素材感や撚って作られたひも状の繊細な作りに、用途がすぐに分からなくても、日本らしさや美しさを感じる人は多いのではないでしょうか。

そんな呉服札を使ったメッセージタグが生まれたのは、水縞初期のころでした。植木と共にディレクションを担当している村上が呉服札を見つけ、何か文房具に活かせそうとスタッフみんなに紹介したことがきっかけです。

値札として反物の生地に直接差し込み、撚った先をぐるっと一周させ巻きつけるのが本来の使い道。その巻きつけるための細く伸びた紐状の先がある形を活かし、すぐに贈り物にそえるメッセージタグにアレンジしてみたらどうだろう、というアイデアが浮かびます。

使い方は決まった、次に、それをどう水縞らしくデザインしていくかにスタッフは頭を悩ませます。

和紙でできているからこその風合いを最大限活かしたい…

そこで水縞では、この呉服タグ専用のハンコを製作。このハンコをひとつひとつの手作業で押して、タグを完成させることに。

なぜ、印刷ではなく、わざわざ手間のかかるハンコにしたのか。

印刷にはくっきりと均一にデザインがでる良さがあります。一方のハンコはインクが和紙だからこそほんのりと生まれるにじみが味わい。さらに、手作業だからこそ生まれるちょっとしたズレが水縞らしい味わいだと考えました。

そんな水縞のデザインを載せる呉服札は、和紙を人の手で1枚1枚撚って作られたもの。台形の和紙の細く伸びた部分がひも状になっているのですが、1枚の紙を部分的に撚って形作っている姿が秀逸です。
硬く撚られたひも部分はぴんとのびて、結んだり、穴に通したりという作業もとてもやりやすく、さまざまな形に変えてギフトに添えることができます。

シンプルな形状の中にも人の手の温もりが感じられ、贈り物に添えるとどんなものにも優しい印象に。

デザインは水縞を象徴する水玉・縞々がモチーフ。和の素材を使っているからこそ、レトロだけれど上品な印象になるようシンプルに仕上げました。

制作途中でハンコを押すときの下紙に残る跡。意図せず生まれたのにに、どこか不思議な模様にいつも心惹かれます。

単色の包み紙と合わせて呉服タグのデザインを際立たせるのはもちろん、柄の包み紙と合わせても、包み紙のデザインの良さを邪魔せずマッチするのでおすすめです!

ブックマークという使い方も。本を開くたび、気分があがりそうです。

様々なカラーの組み合わせや、デザインの可能性がある呉服タグ。水縞スタッフの中でも、「パキッとした色味と和紙の組み合わせも面白いかも?」とアイデアが広がり中。今後も呉服タグの進化をお楽しみに!